私はいろいろなアルバイトを経験しました
● 49歳 男性私はいろいろなアルバイトを経験しました。
仕事というものは、どんな仕事でも、たいがいはきついものですが、今までで一番楽だと感じたのは、製本補助作業のアルバイトです。
製本のアルバイトも多種多様で、同じ仕事内容でも、ベルトコンベアのスピードが速ければ重労働になるし、スピードがゆっくりの職場ならば、楽です。
私は、ものすごい速度でベルトコンベアを回す職場で働いていたので、ゆっくり動く機械の前で働いた時は、凄く楽に感じました。
製本補助作業は、ベルトコンベアを利用しての流れ作業なので、それぞれポジションにつきます。流れてきた雑誌を五冊重ねる人。付録を乗せる人。付録を乗せるだけの人は、かなり楽です。
ラッピングしたあとの完成された雑誌を、一冊一冊素早くチェックし、破れなどがないかを見る人。このポジションは重要なので、だいたいベテランが受け持ちます。
そしてラッピングされた本を五冊束ねて、結束機で結う人。これはスピードが求められるので決して楽ではありません。
最後が積みです。
パレットに完成された本をどんどん積み上げる仕事です。
実は、見た目がきつそうでも、慣れてしまえば意外に楽なのが積みの仕事です。
同じベルトコンベアで作業していても、ポジションによって全然違ってきます。
しかし、時給は安いです。
全体的に倉庫内作業の時給は、肉体労働にしては安いと感じます。軽作業扱いにされてしまうのでしょう。